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内水浸水想定区域図及び内水ハザードマップの公表について

 近年、全国的に気候変動に伴う局所的な豪雨や想定を上回る降雨の発生頻度が増加傾向にあり、大雨が降った際、側溝等により雨水を排水できないことから発生する内水浸水(※1)のリスクが増加しています。これを受け、町民の皆様に日頃から内水浸水に対する心構えや準備を行っていただくために、想定最大規模降雨(※2)における内水浸水状況のシミュレーションを行い、浸水の範囲と想定される最大水深を示した内水浸水想定区域図を作成しました。また、内水ハザードマップ(※3)も同時に作成しましたので、ご家庭や地域の方と防災について話し合っていただき、災害時の被害軽減にお役立てください。

・下水道事業全体計画に定められている区域のうち、中心市街地である138haを対象としています。

・対象とした降雨は、水防法の規定により定められた想定最大規模降雨で1時間あたり147㎜としています。

・この内水浸水想定区域及び内水ハザードマップは、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨、洪水(河川の破堤または越水)による氾濫等を考慮していませんので、浸水の範囲と最大水深が示されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際と異なる場合があります。

内水浸水想定区域図 令和6年3月作成

内水ハザードマップ 令和6年3月作成

※1 内水浸水とは

 雨水管の排水能力を超える雨が降った場合に、桝やマンホールから水があふれたり、雨水管に入りきらないで地上にたまったままになって起こる浸水や、大雨が降って川の水位が上がり、川に水が排水されにくくなって雨水管があふれたりして起こる浸水のことをいいます。

※2 想定最大規模降雨とは

 1年間に発生する確率が1/1000程度の降雨のことです。

※3 内水ハザードマップとは

 河川の氾濫区域を示した洪水ハザードマップとは異なり、集中豪雨等で市街地の側溝等に流れる雨水が氾濫した際の浸水想定区域と避難方法などの情報を示したものです。