現在、中川辺地内の旧大洞ため池では、国道41号美濃加茂バイパス工事により川辺町内で発生した土砂の埋立工事を行っています。この土砂には「黄鉄鉱」といわれる自然由来の鉱物が含まれており、大気中の酸素や水と反応して硫酸イオンを伴う酸性水が発生するものです。また、この酸性水より含有する重金属イオンを溶出させる性状を有しています。
このため国土交通省では、平成22年度に開催された「岐阜国道建設発生土処理対策委員会」で提示された水質モニタリング方針に基づき水質調査が実施されており、この結果を公表するもので、結果は、調査月の翌月に公表する予定としております。
なお、工事に際しては、二重遮水シートで土砂を封じ込めるなど、最善策が講じられ施工されていますが、工事原因により水質異常を検出し、下流域への影響が懸念される場合は、速やかに国土交通省から川辺町へ情報提供されるとともに必要な措置が講じられることとなっています。
【問い合わせ先】 基盤整備課 0574-53-7214